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もうどこへ行っても本が読めなくなってしまった。騒音は問題ではない、自分の気持ちがもう、読書を受け付けなくなっていた。電車が線路の継ぎ目を跳ねる規則正しいリズムの中でも、絶対的な無音を貫く誰もいない図書館の中でも本が読めなくなった。読めなく…